危篤・臨終の流れ
危篤・臨終の際の流れをご紹介いたします。
危篤
- 3親等を目安に親族に連絡
- 臨終に立ち会ってほしい友人・知人に連絡
- 本人が「尊厳死」を望んでいた場合、その遺志を尊重するよう対処
- 本人に意思表示ができ、3人以上も証人が立ち合い、ひとりがその内容を口述筆記できるなら、あらかじめ文章にしてある遺言とは別に「一般危急時遺言」を残せる
危篤、本人がキリスト教を信仰している場合
- 本人が所属しているキリスト教に連絡をし、神父や牧師を枕もとに呼ぶ
- カトリックの場合、神父が病人の額と両手を聖油で清め、ぶどう酒とパンを与える儀式「終油の秘跡(しゅうゆのひせき)」と魂の復活を約束する儀式「聖体拝領(せいたいはいりょう)」を行う
- プロテスタントの場合、部櫛が信者にぶどう酒を与え、聖書を朗読し、魂の永遠の安息を祈る儀式「聖贄式(せいさん)」を行う
臨終
- 僧侶、菩提寺の僧侶(氏神の神社の神官)、本人の勤め先(学校)、関係者、自治会や町内会に亡くなった旨を連絡
- 末期の水をとる
- 遺体を清め、死化粧をする
臨終、本人がキリスト教を信仰している場合
- カトリックの場合、臨終したら「臨終の祈り」を唱え、遺体に十字架とロザリオを置く
- プロテスタントの場合、臨終したら遺体に聖書を置く。末期の水をとる
- 臨終に立ち会ってくれた神父や牧師に心づけを渡す(白い紙に包むか、白い封筒に入れる)