葬儀・お葬式コラム 自由葬・無宗教葬について 2021.09.08 2021.10.07 価値観の多様化で変わる葬式スタイル 日本では葬式の約9割が仏式でおこなわれています。しかし、ふだんは無宗教という人が多いようで、近年、ライフスタイルや、価値観の多様化とともに非式も自分らしくと考える人がふえてきました。実際、宗教によらない自由な形式の葬式を選ぶ流れが生まれつつあり、葬儀社もそれに対応するノウハウを蓄積し、サービスを充実させています。 ただし法の厳守は必要。医師の死亡診断を受ける前に遺体に触れたり、遺体を移動したりしないことや、死亡届を市区町村に提出すること、死後1時間以内に火葬しないこと、遺骨を所定の場所に埋葬することなどをふまえて葬式プランを立てます。 自由葬は個人の意向を中心に 自由な形式でおこなう葬式が自由葬で、故人が生前に好んだもの、取り組んだ事柄や趣味などを、儀式や会場の演出などに反映させるのが一般的。宗教儀礼を部分的に取り入れたり、宗教色を排除した「無宗教葬」でおこなったり、葬式をおこなわないという遺志に従ったりするのも、自由葬のひとつといえます。 供花を故人の好んだ花にする、故人が生前よく聞いていた音楽を会場のBGMにする、故人が制作した写真や絵を祭壇に飾る、といった事柄から、ライトアップやスライド・映像の上映などの演出プラン、故人の遺志により死装束を指定のものにするなどの趣向が見られます。 無宗教は参列者への感謝を中心に 無宗教葬は、宗教儀礼よりも参列者への感謝の気持ちを重視して儀式をおこなわず、そのぶんの予算を参列者の接待に配分したい、との考え方から生じました。故人や実家、婚家が無宗教だから、という理由は本来のものではありません。無宗教葬では華美な演出をおこなわず参列者との会食を充実させるスタイルで、葬式後の「お別れ会」などが多く見られます。 この場合、そのあとの遺骨の埋葬方法や追悼儀礼のしかたを決めておくべきです。無用なトラブルを避けるため、宗教者ともよく相談しましょう。葬式を宗教儀礼でおこない告別式を無宗教式にしたり、納骨の際は宗教儀礼に従う、といった方法もとられています。 生前予約して自分らしい葬式を 本人の希望がかなうように、葬儀社や生前契約をしている団体などに生前予約をする方法もあります。本人の希望プランを反映した葬式をおこなえるのはもちろん、遺族にとっても死亡後あらかじめ依頼しておいた葬儀社に連絡するだけですむことや、費用を事前に把握できるといったメリットがあります。 ご本人様のご要望を反映する為にも、事前相談をおすすめおススメ致します。優里花葬儀社では、相談、お見積は無料で承っております。お気軽にご連絡下さい。 Post Share Hatena RSS feedly Pin it 葬儀・お葬式コラム 家族葬の場合の香典はどうしたらよい? 香典の書き方・マナーのご紹介